さいたま市市議会議員候補者(浦和区)
とりうみ敏行
1948年(昭和23年)8月15日生。東京都新宿区生まれ。浦和区瀬ケ崎在住。駒沢大学に学ぶ。民間会社を経て1999年浦和市議に初当選。2019年まで通算4期。前回2015年市議選では7人中2位で当選。2019年4月9日投票のさいたま市議選で5期目を目指す。日本共産党さいたま市議団副団長。趣味。写真、ドライブ、歴史探索。
5期目を目指しての私の決意
-ひきつづき市議会へ送ってください-
さいたま市政の問題点
私は、みなさんお力添えで4期16年、市議会議員として働かせていただいてきました。
その中で何がさいたま市の問題なのかを常々考えてきました。
昨年共産党市議団が行った市民アンケートの結果では、「暮らしが良くなった」と回答された方はわずか5%でしたが、逆に「悪くなった」という回答は60%を超えました。「税金や公共料金を引き下げて欲しい」という声がさいたま市への要望の第1位でした。なぜこのような回答になるのか、私は次の3点に集約されると思います。
1.貴重な財源(税金)が市民の暮らしを支えるために使われていない。
2.子ども、高齢者、障がい者など社会的弱者に対する施策が重要視されて
いない。
3.不要不急の大型開発優先の市政である。
問題の原因はどこにあるのか
さいたま市は、政令市誕生以来毎年黒字決算を続け、H29年度も63億円の黒字です。基金(貯金)はすでに約700億円にのぼり、財政的には極めて優良財政の自治体なのになぜ市民の暮らしが改善されないのでしょうか。私はその原因に次のような点があると思います。
1.大型開発優先に根本原因
資料にも挙げていますが大型開発優先のお金の使い方に有ります。市民には、「自助・共助・公助」と言って、まず自力で、それから地域の助け合い、それでだめなら最後に役所へ来いという姿勢を改めさせなければなりません。
2.国言いなりの市政運営
副市長も、市政の中枢を握る都市戦略本部の都市経営部長も、市の財政を握る財政局長も国から来た官僚たちです。国に首根っこを掴まれて国の方針に忠実な清水市政が続く限り市民の暮らしに十分なお金は回ってきません。
3.オール与党の議会も原因
同時に、市長の予算・決算にあれこれの批判はしながらも最後は賛成してしまう日本共産党以外の「オール与党」議会となっていることも問題です。この体制を変えなければ、議会のチェック機能は果たせません。
さいたま市議会選挙の争点は
さて、それではまもなく争われるさいたま市議会選挙の争点はどこにあるでしょうか。私は特に次の3点をあげたいと思います。
1,H31年度1兆66億円というさいたま市始まって以来の大型予算を誰のために使うのか?
2.子育て、福祉、教育など税金が生きる財政運営をどのように確立するのか?
3.市政へのチェック機能を果たせない「オール与党」議会をどうするのか?
一言で言えば、今の「オール与党」議会を続けて、国言いなりの清水市政をバックアップするのか、それとも日本共産党市議団を現在の8人から11人の市議団に躍進させて、市民の声がまっすぐ届く議会に変えるとともに、国の悪政からも市民の暮らしを守るのかどうかが問われる選挙と言えます。
さいたま市政を大きく転換させていく絶好の機会である市議会選挙で、私、とりうみ敏行を引き続き市議会に送り出していただけますようご支援の程なにとぞよろしくお願いいたします。